自分や他人の体臭が気になる場面というのは、例えば、仕事の営業先であったり、友人と会うランチタイムであったり、通学電車の中であったり、人それぞれだと思います。しかし、どんな人でも、毎日の生活習慣を見直していくことで、体臭は改善されていくものです。以下のようなことに注意しながら、毎日を過ごしてみてください。
●いつも清潔にする
毎日、お風呂に入って体を清潔に保つことはもちろんのこと、常にハンカチやタオルを携帯して、汗をかいたときは、すぐ拭き取るようにしましょう。体を清潔に保つことで、皮膚表面の雑菌の繁殖を防ぐことができます。
●吸湿性、通気性のよい衣服を着用する
下着や衣類は、綿素材の吸湿性のよいものを選び、汗が悪臭に変わる前に発散させるようにしましょう。
●和食中心の食生活をこころがける
野菜、穀物、魚が食卓に並んでいた昔の日本には、体臭の強い人は少なかったといわれます。低脂肪高繊維、植物性の食べ物を積極的に登場させましょう。
●動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量を減らす
肉類やバター、チーズなどの乳製品には、体臭の原因となる動物性タンパク質や脂肪が多く 含まれています。
●緑黄色野菜をたっぷり摂取する
野菜に含まれる食物繊維は、腸内のにおい成分をまとめて排出してくれるだけでなく、便秘 解消にも役立ちます。便秘は体臭や肌荒れにもつながります。
●お酒、タバコ、香辛料を控える
根本的に体質を改善し、健康なからだを作ることは、体臭予防にも役立ちます。
●ストレスを上手に発散させる
精神的ストレスは、体の生理機能低下を起こしたり、皮脂の分泌を促すなどして、体臭や多汗の原因となります。
●体臭の原因となる疾患がある場合は治療しましょう
肥満、肝障害、腎障害、糖尿病などがあると、血液中ににおい物質が増えてしまいます。
生活習慣を見直すことを心がけ、体臭を気にせず、健康的な毎日を送ってください。
年をとっても美しく、健康でいたいと願うのは、誰でも同じことだと思います。女性でなくても、男性でも、そう願ってダイエットを経験したことがあるという人は多いでしょう。しかし、間違ったダイエットをすることで、体臭が強くなってしまうことがあるということを、ご存知でしょうか?
ダイエットは、本来、食事制限をして、摂取カロリーを減らし、同時に、運動することで代謝をアップさせないと、成功しないものです。しかし、どうしても、食事を減らすことだけで、体重を落とそうとする人が多いようです。その結果、体は摂取カロリーの減少によるエネルギー不足に耐え得るために、基礎代謝を低下させることになっててしまい、さらにやせにくい体質を作ってしまうということになります。
食事制限を始めた頃は、空腹からくる口臭があると思います。しかし、これは、ダイエットをしていない人にもあるものなので、さほど気になるものではないでしょう。しかし、過激な食事制限を進めると、運動不足と相まって、代謝の低下につながり、熱をうまく作れなくなり、血液の流れも悪くなってしまいます。
そうすると、体は、本来と違った経路で、エネルギーを得ようとします。そして、副産物としてできた乳酸が、アンモニアと一緒に汗の中に出ることによって、体臭がアンモニアくさくなってしまうことがあるのです。さらに、間違ったままダイエットを進めると、血液中にケトン体が増加していきます。ケトン臭は、甘酸っぱいにおいで、口臭として吐く息から発生します。また、汗からも体臭として発し、尿の中にも排出されます。このレベルになると、ダイエットしている本人も周囲の人も、その体臭に気づくくらいになります。ただ、そのにおいの原因が、間違ったダイエットであるということに、なかなか気づくことができないようです。
厳しい食事制限によって体重を落とそうとしている人が、もし何かいつもと違うにおいを感じたら、それは、ダイエットの方法が間違っているという体からのサインかもしれないと疑ってください。ダイエット中は、食事内容をよく考えて、バランスよく栄養を摂り、体の代謝を低下させないためにも、体をよく動かし、筋力を落とさないよう、注意してください。
せっかく体重を落として細くなれても、体臭が強くなってしまったり、体調を壊してしまっては、意味がなくなってしまいます。
現代の日本では、様々な生活習慣病に悩む人が、大幅に増加しています。この生活習慣病に、深くかかわっているもののひとつが、私たちの体の中の「活性酸素」です。活性酸素は、不規則な生活、ストレス、アルコール摂取、喫煙、脂質の多い食事、紫外線などによって、過剰に発生するものです。この活性酸素が、過剰に発生すると、私たちの体を酸化させてしまうことになります。体臭も、この酸化現象のひとつです。汗が酸化して、においが発生することにつながっているのです。
この活性酸素の過剰な働きを抑えるのが、抗酸化作用であり、人間が本来持っている力です。
しかし、年齢を重ねるにつれて、抗酸化作用の力が衰えてしまい、体臭が強くなるなどの症状が出てくることがあります。また、酸化されやすい食べ物を多く摂ることも、体臭を引き起こす原因になります。逆に、抗酸化作用のある食べ物を意識的に摂ることで、体臭を少なくすることも可能です。
抗酸化作用のある食べ物としては、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンなどを含む食品があげられます。少し前に、「ポリフェノールがからだにいい」といった、赤ワインのテレビCMもありました。ビタミンCを含む食品も、いろいろありますが、身近なところでは、ピーマン、パセリ、ブロッコリー、緑茶にも、豊富に含まれています。緑茶のカテキンは、口臭予防にも効果的です。あとは、ビタミンEを摂るために、未精白の穀物を食べたり、カロチン豊富な緑黄色野菜も、積極的に摂るようにすると良いでしょう。
体臭を予防するためには、まず、食生活を改善することが大事です。人間が発生させるにおい物質の原料は、全て食事として摂取した食べ物であるということを覚えておいてください。
ほんのりと、いい香りのする女性というのはすてきです。香水のような、わざとらしいにおいではなく、すれ違ったときに、フワッと香るいいにおいが理想的です。もちろん、男性でも、不快な体臭を発するよりは、いやらしくない程度の、いい香りを身にまとっていると、魅力的に感じられることもあると思います。
自分の体臭を気にしている人でも、体臭では悩んでいないという人も、「体臭がバラの香りになる」という商品について聞いたことがありませんか?それは、カプセルタイプのサプリメントであったり、液体であったり、ガムタイプであったり、さまざまな商品が販売されています。しかし、その効果のほどは、いかがなのでしょうか?
実際に、それらの商品を試した人の中には、「効果はてきめんでした」という人がいる反面で、「いまいち効果がわからない」、「続ければ体臭も変わるのかな」と、明らかな効果は感じられなかったという人もいます。中には、「ゲップしたときだけ、ものすごいバラのにおいを感じた」という人もいます。においの感じ方自体が、個人差のあるものです。ですから、結果にも、個人差が出るのは当然のことかもしれません。
もともと、体臭自体が、食べ物に起因する部分が多いものです。そのため、これらの商品(食品)を摂ることで、体臭が変わるというのは、ありうることです。にんにく料理をたくさん食べた翌日の汗が、にんにく臭かったり、タバコを吸う人が、ヤニ臭くなるのと同じことです。ただし、これらの体臭を、バラの香りにする商品が、どれほどの効果があるのかというと、個人差があるため、定かではないようです。
ガムタイプなら、百円程度から、サプリメントなら、数千円程度で購入できます。気になる人は、一度試してみることをおすすめします。
体臭を予防するためには、まず、清潔を保つことが大事です。体調が悪くて、お風呂に入れない場合はともかくとして、入浴を面倒がって、お風呂に何日も入らずにいると、体中から、強い嫌なにおいがしてくるのは、当然のことです。
病気やけがのために、入浴できないというときでも、お湯に浸したタオルなどで、からだを拭くようにすると良いでしょう。さっぱりするだけでなく、血行もよくなります。そのとき使用するタオルに、ハーブやレモンの香りをつけておくのも、体臭を予防するのに効果があります。タオルを浸すお湯は、熱めのものを洗面器に用意して、そこにハーブの精油やレモン汁を数滴たらすと良いでしょう。ハーブやレモンの抗菌効果や消臭効果で、からだがさっぱりとして、香りの効果で、気分もリフレッシュすることができます。
また、入浴できる場合には、湯船に酢をコップに半分弱ほど混ぜるのも、体臭予防のために効果的です。酢は、肌を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑えてくれる効果があります。ヒノキを使ったお風呂も、よい香りがします。家庭の浴槽が、ヒノキ風呂という家庭は、あまりないと思いますが、家庭では、ヒノキのチップやおが屑を、ガーゼなどに包んで浴槽に入れれば、温泉のようなかおりと気分が味わうことができます。
特に、おが屑は、湯船に浮いたからだの垢を取り込む効果もあるようです。他に、クマザサも、脱臭効果があります。菖蒲湯と同様に、湯船に葉を浮かべて入浴します。クマザサは、乾燥させて使っても効果があるので、まとめて摘んできて、干しておくと良いと思います。
体臭に悩む人も、そうでない人も、入浴は、心とからだをリフレッシュすることができる、大切な時間です。ちょっとした工夫もしながら、ゆったりといい気分で入りたいものです。
