自分の体臭に悩んでいるという人は、意外と多いと思います。誰かに相談を持ちかけるほどではないにしても、なんとなく、自分がにおっているかなと感じたり、近くの人が、ハンカチで口をふさぐなどの行動が気になったりすることはあるのではないでしょうか。自分の体臭は大丈夫かなと気になったら、一緒に暮らしている家族に、それとなく聞いてみるとよいかもしれません。正直に答えてくれるのは、まず家族でしょうから。
「お父さん、くさいよ」と言われたら、それは加齢臭の可能性があります。加齢臭とは、その字の通り、加齢に伴って発生するにおいのことですが、「年をとったのだから、加齢臭はしかたない」とあきらめてしまうことはありません。それは、体臭には、その人の食生活が深くかかわっているからです。
現在では、食の欧米化によって、動物性脂肪が多く摂られるようになり、脂っこい料理を食べる機会が増えてきました。肉類や乳製品の動物性脂肪は、体内で酸化して、過酸化脂肪となり、体臭を発生させる原因になります。また、脂っこい料理は、脂肪を酸化させる活性酸素の増加にも結びつきます。体臭を抑えるためには、動物性脂肪の摂取を減らし、活性酸素を、できるだけ抑えることが必要です。
活性酸素を抑える「抗酸化作用」のある食べ物を、積極的に摂るようにするのと同時に、基本的な毎日の食生活を、整えていかなくてはなりません。毎日の食事については、昔の日本で食べられていたようなメニューが理想的です。脂肪は少なく、食物繊維をたっぷりと、植物性の食品を中心にします。つまり、体臭予防には、和食がよいということです。活性酸素は、体臭の他にも、体に、いろいろな弊害をもたらします。家族皆で食生活を改善することで、家族の健康にもつながるでしょう。
体臭の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。自分の身体から発してしまうにおいや、職場の同僚、家族から発する体臭にたいして実は悩んでいるという人は、多いのではないでしょうか。においというものは、目に見えないものですよね。しかし、それが悪臭だったときには、近くの人にたいして精神的にまたは身体的に多かれ少なかれダメージを与えてしまいます。
また、母親が子どもの世話をしているとき、体調の異変に気づくことも、子どもから発する体臭がきっかけであることが多いというように言われています。体臭と、ひとことに言っても、その発する部位については、頭や口、わきの下、足など、全身の各所にあります。そして、においが発生する原因やにおいの強さなども様々なものがあります。まず、頭ですが、頭皮の皮脂の酸化が進んでいたり、汗をかいて高温多湿となってしまい細菌が繁殖することによってにおいが出ることがあります。
髪の毛も、その構造上においを吸着させやすくなってしまいます。たばこを吸う人と同じ部屋にいることや、飲食店を出た後などに、髪の毛ににおいが残っていることがよくありますよね。次に、口のにおいは口臭と呼ばれるもので、主に、食べたものによるにおいと、病気からくるにおいの2種類があり、病気の中には、腎臓、肝臓の病気、虫歯、歯肉炎なども含まれています。
